サステナビリティ経営方針
当社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
将来にわたって事業活動を継続するために外部環境(事業に影響を与える環境の変化)と当社経営理念から、重要課題(マテリアリティ)を定め、具体的な取り組みを通じて、ステークホルダーの価値向上と自社の価値向上の両立を進めてまいります。
経営理念
- 不動産業務を通じお取引先に良質なサービスを提供し、お客様と共に発展する
- 企業価値の増大を図りお客様と社会から高い信認を得る
- 職員の能力を十分に発揮できる働きがいのある職場をつくる
重要課題(マテリアリティ)と取り組み内容
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お客様と共に発展するサステナブルな未来への貢献
- 適切な情報提供による顧客満足度の拡大
- 取引先の期待を超える企画提案
- 新事業領域による企業価値の増大
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「誇り」と「働きがい」をはぐくむ人的資本経営の実践
- 職員に配慮した職場環境の整備
- ダイバーシティと職員エンゲージメントの向上
- 研修拡充・リスキリングによる人材育成
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地域と環境に調和したまちづくり
- 環境に配慮した受託物件の管理
- 商業・オフィス空間の品質向上
- カーボンニュートラルへの取り組み
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ガバナンス強化による信頼構築
- サステナビリティ経営の浸透
- コンプライアンス意識の醸成
- DX・管理会計の深化
交洋不動産SDGs宣言
当社は、企業活動を通じて当社を支えて頂いている全てのステークホルダーと、地域社会・環境の持続的発展に貢献するとともに、中長期的な企業価値の向上と持続的経営の実現に努めます。

サステナビリティへの取り組み
環境への取組方針
当社は、札幌市中心部の賃貸ビル運営を基盤とし、不動産の賃貸・管理・仲介という事業活動を通じて街づくりや賑わい創出など持続可能な地域社会の実現を図ります。
省エネルギーへの取組による環境負荷低減を実現し、職場環境を改善していくことで、人々の安全・健康・幸福に貢献し、世の中になくてはならない会社であり続けます。
<参考>省エネルギー関係資格取得者数(2025年3月31日現在)
・建築物環境衛生管理技術者 | 23名 |
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・省エネ・脱炭素エキスパート | 32名 |
・エネルギー管理士 | 7名 |
省エネ目標について
2030年度までに再生可能エネルギー比率を100%とすることを目標とし、毎期の省エネ実践計画等に基づいて設備改修及び運用改善による省エネルギーに取り組んでいます。
2024年10月には、大通/北洋ビルで再エネ100%電力導入しました。
省エネの実践にあたっては、「省エネルギー推進委員会」を開催して議論を進めています。
達成状況 CO2排出量の削減実績
ビル名 | 2013年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度(※4) |
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北洋大通センター(※1) | 1,810 | 1,464 | 1,339 | 1,224 | 728 |
北洋ビル(※2) | 2,224 | 1,752 | 1,500 | 1,569 | 890 |
交洋駅前ビル(※3) | 812 | 618 | 548 | 457 | 45 |
合計 | 4,846 | 3,834 | 3,387 | 3,250 | 1,663 |
2013年度比 | 100% | 79.10% | 69.90% | 67.10% | 34.30% |
管理受託物件における省エネルギー対策提案
当社でPM(プロパティマネジメント)を受託している物件について、
オーナーあてに各種省エネルギー対策を提案。建物の低炭素化改修工事を支援。
- 自社ビル同様、管理受託物件についても「省エネ実践計画」によりエネルギー管理
- 投資修繕計画を策定し計画修繕を提案
- 省エネ施策の提案を計画修繕に組み込み
・高効率機器導入提案 : LED、高断熱ガラス(Low-Eガラス)導入
・熱源改修提案 : ボイラーのEHP化、過大設備のスペックダウン
・ZEB取得提案 : 既存物件改修によるZEB取得、候補先提案
脱炭素への取組実績
2007年 | 北洋大通センター設計にて「CASBEE札幌」Aランク適合 環境性能効率(BEE)2.4 |
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2010年 |
北洋大通センター竣工:環境配慮型の技術導入
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2014年 | 北洋ビル全館LED照明への更新開始(~2021年) | |
2021年 |
北洋ビル(一財)省エネルギーセンター「省エネ最適化診断」受検
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2022年 |
北洋大通センターについて2040年までの中長期保全計画及び省エネ推進計画を策定 北洋ビル省エネ最適化診断の結果・取組について、同法人主催「省エネ事例発表会」で北海道地区の事例として成果発表 *省エネルギーセンターHP2022年度省エネ事例集P4-5に資料 北洋ビル・交洋駅前ビルで北海道電力(株)の「冬の節電キャンペーン」に参加 電力使用量前年同月比▲3.48%の削減を達成。(対象期間平均1~3月) |
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2023年 |
北洋ビルで(一財)省エネルギーセンターが実施する省エネ研修を受入れ 省エネ法に基づく定期報告において、2015年度以降連続してSクラス評価 |
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2024年 |
再エネ100%電力導入
※北海道内の企業で初表明、2024/12/31時点で新規登録 |
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2025年 | 北洋ビル「エネルギー管理標準」作成 |

